発電機とは
発電機という言葉を1度は耳にしたことがあると思うのですが、
それでも発電機って一体何?って方のために説明しますね。
参考までにネット辞典では、このように述べられています。
⇒
【発電機】Yahoo!百科事典
⇒
【発電機】ウィキペディア
これらの記事に目を通していただければ、
発電機とはどういうものなのか分かる!?と思います。
(専門用語ばかりで???になってしまっているかも知れませんね)
まずは発電機の写真をご覧になってください。
まずは、発電機のイメージができなければ、
まったく意味不明ですよね。
では、私からも少し説明させていただきますね^^
発電機と言っても種類は非常に豊富にあり、
常用発電機から非常用発電機など、種類は様々です。
まずは発電機がどんな場所に使われるのかというと、
非常用発電機であれば、停電したときに電源が供給できるようにと、
いろいろな施設に設置されています。
例えば、病院であったり、ホテルであったりと・・・・・
このような場合、大抵は屋上に設置されているので、
一般客が目にすることはありませんね。
それ以外では、どのような場所で活躍しているのかというと、
これから新たに建設される現場でよく使われています。
建物も何も無いので、当然、電源がないので、
このような場所では発電機が必要になりますね。
他では、工場や施設のの設備電源などで使われたりします。
工場ラインが忙しくなった時に、フル稼働させるための
電源供給であったり、夏場のエアコン用の電源として
使われたりします。
そしてよく見かけるのが、祭りやイベントなどで見かける
テキ屋の電源用の発電機などです。
次に、発電機とはどのようなものかについて説明します。
発電機の役割は機械的エネルギーを電気エネルギーに
変えるものですが、要はエンジンを駆動させて
電気を作り出すということです。
また、発電機でよく聞かれる質問が
力率の問題です。
例えば、
100KVAの発電機の力率は80KWとなるのですが、
???どういう意味と、なると思います。
一般的に
VAは皮相電力
Wは有効電力
(Var)は無効電力
と、言われています。
発電機は、有効電力と無効電力を発生できるのですが、
外部に仕事として伝達できるのは有効電力Wだけなんですね。
そこで、発電機は有効電力と無効電力を両方発生できるということなので、
(皮相電力の2乗)=(有効電力の2乗)+(無効電力の乗)
という関係を皮相電力に持たせてこれを発電機の容量VAとして表現して、
外部に対してできる仕事の能力を有効電力Wで表示します。
と、説明してもさらに???となると思いますので、
力率は発電機の容量に対して0.8倍と覚えておけば充分です。
もっと分かりやすく言うと、100%ギリギリの容量で
使ってしまうと、エンジンや発電機への負担が大きいので、
寿命を縮めてしまいます。
また、駆動するときには定格電流の
2~5倍の電気量を消費するので、
駆動できない場合もあります。
また日本では周波数が50Hzと60Hzに分かれていて、
100KVAと表示されている発電機は60Hzで使用する場合の事を
意味しているので、50Hzで使用する場合は5/6の容量、
すなわち83.3KVAの発電機となり、実際に使用できる電力は
力率0.8の66.7KWの有効電力となります。
発電機がどういうものか、説明すれば説明するほど、
難しくなってしまったかも知れませんね(笑)
つまりは、電気を自分で作ってくれる機械
この一言に限るのではないかと思います。
発電機と一言で言っても種類がたくさんあるので、
ここでは私が普段扱っているものだけについてピックアップしますね。
エンジンも大きさにより、
ガスエンジン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンと
分かれています。
その中で普段私が修理している機械は
非常用発電機なども扱うのですが、メインはポータブル発電機です。
ポータブルと言っても、小さいものは上記の写真のように1400Wタイプの
物もあれば、もうひとつの400KVAの発電機など様々です。
現状で販売されている最小の発電機は
写真のものよりももう一回り小さい900Wタイプの発電機です。
では、最大の発電機はと言うと・・・・・
写真にある400KVAの発電機も大型の部類に入りますが、
(重量も5tあります)最大級は1100KVAの発電機です。
さすがに1100KVAの発電機はまだお目にかかったことは
ありませんが、そのワンランク下の800KVAの発電機は
何度も目にしています。
メーカーはデンヨー、北越工業、新ダイワ工業(やまびこ産業)、
富士重工業、ヤマハ、ホンダなどがあります。
(OEMメーカーを入れるともっとたくさんあります)
以上で発電機についての説明とさせていただきます。
2011-11-03 00:41
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